土地を売る方法は「業者買取」と「仲介売却」があります。土地を高く売るためには仲介売却がベストな方法となります。「業者買取」は余程条件のいい土地でない限り、売主が納得のいく価格にはなりません。そこで、土地を高く売るためには必ず仲介売却を選んで下さい!
以下は仲介売却についてご説明致しますので、土地を高く売りたい方は是非ご一読下さい。
【目次】
①仲介売却とは
②仲介売却は高く売れます
③仲介売却の注意点
土地売却のなかでも、一般的に用いられているのが仲介売却です。それはやはり土地を高く売ることができるからに他なりません。
仲介売却の特徴は、売主と買主との間に不動産業者が介入することです。売主から依頼を受けた不動産業者は、広告やインターネット、折込チラシ、そのほかさまざまな販売活動を行い購入希望者を探します。条件などの交渉や、契約のサポートなども不動産業者の仕事です。なお、依頼から引き渡しまでは数カ月程度かかるのが一般的です。
無事に土地の決済が完了したあとは、売主は不動産業者に対して仲介手数料を報酬として支払います。なお、この仲介手数料はあくまでも成功報酬。売買契約が成立しない限りは、支払う必要はないのです。
また、一般的に土地の価格はかなり高額になります。よって、仲介手数料を払ってもお得になるくらい高く売ることができますのでご安心下さい。
仲介売却の最大のメリットは、土地を高く売る事ができる点です。業者買取とは異なり、土地の売り出し価格は最終的に売主ご本人が決定できるので高く売ることができるのです。そのため、ご自身の希望価格に近い形での土地売却が実現できる可能性が非常に高くなります。
しかしながら、購入希望者が見つかるまでに時間がかかるというデメリットもあります。ただし、近年はインターネットの普及や補助金の整備、リフォーム技術の向上が助けとなり、比較的短期間で土地を高く売る事ができる傾向にあります。「仲介売却は時間がかかる」「なかなか売れない」といったケースは売り出し価格と相場がかけ離れている事が理由のほとんどです。また、条件交渉や内見のスケジュール調整などを不動産業者に一任できることはメリットです。
売主の希望に近い価格で売却できることが仲介売却の大きな魅力です。一方で、売却のタイミングを自分で決められない、という点には注意が必要です。購入希望者が見つかるまでは、販売活動を継続する必要があります。どのタイミングで売れるかを完全にコントロールはできません。「今すぐに土地を処分して、現金を手に入れたい」といった場合には、不向きな方法と言えるでしょう。こうした性質から、住み替えや次の住まいの新築を予定している場合は、計画的に仲介売却を進めていく必要があります。
また、購入希望者の希望に合わせて、内見に対応する必要もあります。この際は、物件の魅力をアピールするために、清掃やメンテナンスなどの手間がかかるでしょう。そのほか、交渉までは進めたものの、そこからある程度の時間がかかるケースも少なくありません。