DICTIONARY
用語集
DICTIONARY

用語集

事故物件

事故物件(じこぶっけん)とは明確な定義はないですが、一般的には過去に死亡事故が生じた物件のことです。他殺・自殺・病死のほか、火災で死亡者が出た場合、階段からの転落死などの場合も事故物件にあたります。事故物件売買・賃貸する場合は告知義務があり、2021年に国土交通省が示した「宅地建物取引業者による人の死に関する 心理的瑕疵の取扱いに関するガイドライン(案)」によると、殺人・自殺・火災による死亡・特殊清掃が行われた場合の孤独死については告知義務がある一方、病死・老衰死・転倒による事故死・死亡から日数が経たず発見された孤独死などの場合には告知義務はない旨が明記されています。告知の期間は賃貸の場合は事故発生から3年間、売買の場合は今のところ期間は定められていません。
なお、事故物件は一般的な相場より安い価格で貸出・売買されます。