【目次】
2.信頼できる不動産営業マンを選ぶ
3.値引き交渉前提で価格設定をする
4.内覧前に物を減らして掃除を行う
5.まとめ
掃除やリフォームを自己判断で行わないことは、マンションを高く売るコツです。気になる欠点がある場合も、心配せずに査定を依頼し、ハウスクリーニングや傷んだ部分をどのくらい修理してから売るかなど不動産業者に相談してみることをおすすめします。
不動産業者の営業マンはプロなのでマンションそのものの傷み具合や間取り等を評価します。
家が散らかっているから狭くみえるとか、掃除が行き届いていないから印象が悪くなるのでは、といった心配は無用です。
通常の使い方で居住していて、築年数相当の傷み具合であれば、想定の範囲内です。ちょっと掃除したくらいでは査定額は変わらないのです。
また、買主の中には自分好みのリフォームを行いたい買主もいます。自分でリフォームしなくても売れるケースもあるので、まずは相談することが大切です。
適切な売出価格を設定することは早くマンションを売るコツですが中古マンションの売買においては、値引き交渉されて当然と思っておきましょう。
つまり値引き交渉をどう防ごうかと考えるより、「値引き交渉ありき」で売出価格を練ることが重要です。
例えば、あなたの売却希望価格が1,000万円の場合、実際の売出価格は1,080万円で高めに設定するのも1つの作戦です。
買主から80万円値下げできないかと交渉されたら、交渉に応じることでお得感を演出でき、お互いに満足した価格で売却できることになります。
場合によっては値引きなしで買ってもらえて、希望よりも80万円高く売ることができる可能性だってあります。
とはいえ、あまりにも高く設定しすぎると、売却のチャンスを逃してしまう可能性があるので、マンションを売ることに精通している不動産業者に相談しながら決めることが大切です。
「清潔な印象を与えること」、これはマンションを高く売るために最も必要なことかもしれません。
不要な大型家具は事前に処分して物を減らしましょう。また、清潔な印象を与えるための掃除も大切です。
〇物を減らす理由
物を減らすことは、内覧にとても有効です。
購入希望者は事前情報で間取りや広さを把握していますが、実際に目で見た印象のほうがはるかに重要です。物が多すぎると、狭く見えてしまいます。
とにかく、スッキリ見せることが大切です。
〇掃除が大切な理由
モデルルーム並みにきれいにする必要はありませんが、掃除をして清潔感のある家を演出することは大切です。水回りについては特に目立つ部分なので、プロのハウスクリーニングを頼むのもおすすめです。
ほんの数万円の投資で、値引き交渉を防ぎ、高く売ることができるなら十分に元が取れます。
「どうせ売却してしまうのに余計な費用をかけたくない」、と思われる方が多いですが、高く売るために「見た目が綺麗」を買うことは非常に重要なことです。
〇高く売るための内覧準備のポイント
内覧準備のポイントは次の5つです。徹底的に準備しましょう。
・清潔な玄関
・明るい室内
・嫌なにおいがしない
・整頓された部屋
・ピカピカの水回り
以上のことを注意することにより、見えない部分もきっちり掃除されていると思って頂けますし、物件を大事に使用されたと思って頂けます。