4,査定額だけで仲介業者を選ばないようにしよう
複数の会社に査定を依頼した際、つい高額査定をした会社に仲介を依頼したくなりますが、提示された査定額で売れる保証はありません、というより、相場よりかけ離れていれば和歌山では売れません。
本質的には「信頼して任せられる会社か?」を見極めて仲介会社を選びましょう。不動産会社を選ぶ際は企業と営業マン両軸で比較するのが基本です。
〈会社の専門性と実績を確認〉
不動産会社と一口に言っても、各社は得意としている分野が異なっています。分譲マンションの売買をメインにしている会社、賃貸物件の管理を得意とする会社、買取再販に特化している会社など様々です。
もし希望する分野と専門が異なる不動産会社にあなたの不動産の売却を依頼してしまうと、必要な情報や経験が十分にないため、売却が成功しにくくなるでしょう。
不動産の売却をする際は不動産仲介業をメインとする不動産会社に依頼しましょう。仲介業専門の会社の方がノウハウや専門知識が豊富にあり、スムーズに売却をサポートしてくれるでしょう。
〈営業マンの実力と人間性を確認〉
営業マンの実力を測るには、まず売買仲介業務歴を確認すると良いでしょう。業務歴が長いほど専門知識や売買実績がある可能性があるので安心して仲介を任せやすいです。しかし、業歴が長いだけでクレームだらけの営業マンもいないわけではありません。
また、希望や条件を最後まで聞き取り質問にも的確に答えてくれ、難しい専門用語を使わず初心者にもやさしい言葉で説明してくれる担当者は信頼できます。
どんなに実績のある会社でも、親身に話を聞かない担当者は「人」として信頼できませんので避けた方がいいと思われます。