岩出市で誰も住まず放置したままになっている空家はありませんか? もし、将来そこに住むことをお考えなら適正な維持管理が必要です。また、そうでないなら、維持費や固定資産税などの出費を抑えるためにも、思い切って売却を検討されてはいかがでしょうか。ここでは、とくに築年数が経過し、老朽化した物件の管理や売却についてお話しします。岩出市の空家でお悩みなら、まずうえくぼ不動産事務所までお気軽にご相談ください。
目次
1. 維持費がかからなくなる
定期点検やメンテナンスなどをして適正に管理していれば、維持費も最小限で済みますが、それでも将来住むかどうかわからない建物にコストがかかるのは考え物です。さらに管理実態がなく、老朽化が進んだ家だといざ修繕しようとしても想像以上に費用がかかってしまいます。こうした状況を回避するためにも思い切って空家を売却してはどうでしょうか。仮に建物の資産価値がゼロでも土地については値が付きます。
将来住むかどうかわからない空家を維持するのに、毎年のように固定資産税や都市計画税を払い続けるのはまさにムダというもの。ところが、いったん売却してしまえば、その負担が次の年からゼロになります。その分を貯蓄や投資に回すことも、生活の質向上に充てることもできるのでより生産的と言えるでしょう。
3. 売却益が得られる
空家のままでは維持費や固定資産税でお金が出ていくばかりですが、売却すればいくらかのまとまった現金収入が得られます。もちろん、売却益には譲渡所得税が課せられますが、それでも毎年の維持費や固定資産税を払わなくなることを想えば状況は天と地の差です。
では、具体的に空家をどう売却すればよいのでしょうか? 取り壊して売る場合と取り壊さずに売る場合について見ていきましょう。
1.取り壊して売る場合
築年数が30年を経過したような物件はすでに建物の資産価値はゼロです。つまり、売り物は土地だけということになりますが、その土地の価格が購入時よりも上昇していれば、大きな売却益を出すことも可能です。ただし、売りやすくするには、建物付きではなく、解体撤去して更地にした方が買い手が付きやすくなります。
2.取り壊さずに売る場合
建物が比較的新しく状態がよければ賃貸して家賃収入を得るという道も残されていますが、築年数の経過した古い家は資産価値が少しでも残っているうちに売却するのが得策です。しかし、前述のような築25年を経過したような物件ではどうでしょうか。確かに売りやすくするには更地にするのがベターですが、ただ、建物付きでも売れないわけではありません。買い主の中には、自分なりにリフォームしてそこに住むという方もいるからです。また、購入後、自らの手で解体撤去し、更地にして活用する方もいるでしょう。いずれにしても、すでに建物の価値がゼロのため、価格もほぼ土地代のみなので購入しやすい物件であることは確かで、そこに需要が生まれる余地があります。